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アドビがエンドツーエンドのUXデザイン向けの新しい「AdobeXD」クリエイティブクラウドアプリを発表

アドビは本日、最新のCreativeCloudアプリの発売を発表しました。 Adobe Experience Design 、別名AdobeXD。以前は「プロジェクトコメット」と呼ばれていたAdobeXDは、設計、プロトタイピング、共有を含むデザイナー向けのエンドツーエンドのエクスペリエンスで、クリエイティブなワークフローの問題点に対処するように設計されています。





Adobe XDを使用すると、設計者はシンプルで直感的なツールを使用してモックアップを作成、テスト、および共有できます。 XDは、デザイナー向けのツールを簡素化し、複数のサードパーティ製アプリを操作する必要をなくすことで、デザインをUX作成プロセスの焦点にすることを目的としています。

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このアプリには、iPhoneやiPadなどのデバイス用の標準サイズとカスタムサイズで利用できるアートボードが含まれています。 1つのドキュメントに複数のアートボードを含めることができるため、さまざまなデバイスのデザインを同じドキュメントにモックアップできます。 iOSおよびAndroid用の組み込みUIキットを使用すると、デザイナーはパネル、アイコン、コントロールなどのUI要素にすばやくアクセスできるため、アプリやその他のプロジェクトを数分でモックアップできます。



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ベクトルアートワークやアイコンを追加するための巧妙なツールがあります。たとえば、繰り返しアイテムのリストを追加するための繰り返しグリッドツールや、画像をすばやく挿入するためのマスキングオプションなどです。デザインのプロトタイピングは、インタラクティブなプロトタイプモードに切り替えることで実行できます。これにより、デザイナーは「ワイヤー」を使用してさまざまなアートボードを接続し、アプリでのユーザーエクスペリエンスの動作を再現できます。

adobexdプロトタイピング
Adobe XDのアセットは、MuseやDreamweaverなどのアプリや、ネイティブiOSおよびAndroidアプリケーションを作成するためのサードパーティツールにエクスポートできます。設計要素に関するフィードバックをすばやく取得するための共有ツールもあります。

Adobe XDは、パブリックプレビューの一部として本日よりMacユーザーが利用できるようになります。このソフトウェアは、機能調整に関するフィードバックを提供してくれた5,000人の設計者によるクローズドテストが行​​われており、アドビはこれを追加のユーザーに公開する準備ができています。パブリックプレビューユーザーは、機能をリクエストしてバグレポートを送信できます。アドビはその情報を使用して、ソフトウェアに毎月追加される機能とアップデートを決定します。

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現在、Adobe XDはMacユーザーに限定されていますが、Adobeは、将来的にiOS、Android、Windowsなどの他のプラットフォームに拡張する予定です。他のCreativeCloudアプリとの追加統合も計画されています。 Adobe XDは、Adobe IDをお持ちの方ならどなたでも無料でご利用いただけます。詳細については、 アドビのウェブサイトで入手可能